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「ミルトンダフ」由来の果実感!~バランタイン17年 ミルトンダフエディション~

「ミルトンダフ」由来の果実感!~バランタイン17年 ミルトンダフエディション~

2013/08/27

昨年8月に発売され、その華やかな香りから、当店でも大変ご好評をいただいております「バランタイン・スキャパエディション」ですが、その新シリーズが去る8月20日、発売されました。今回は「ミルトンダフエディション」で、7,200本の限定です。

もともと「バランタイン17年」は、「ハイランド(島も含む)」、「ローランド」、「スペイサイド」、「アイラ」の4つの地方の厳選された40種類以上のモルト原酒およびグレーン原酒をブレンドし、バランスのとれた優雅な香りと味わいを身上としております。今回の「バランタイン17年 ミルトンダフエディションは」、そのバランスのとれたブレンドレシピをあえて崩し、味わいの骨格をなすキーモルト原酒のひとつとなっている「ミルトンダフ」の持つ、フルーティで華やかな香りと樽由来の程よい甘さとスパイシーさを最大限に引き出す仕上げになっています。

色はバランタインらしい澄んだ黄金色です。香りは、ピーチのような爽やかな甘さからオレンジ・マーマレードのようなフルーティな甘い香りへ、最後はミルクキャラメルのようなクリーミーな甘い香りへと変化していきます。味わいはとてもスムースで、ミルクチョコレートのようなクドクない甘さが口いっぱいに広がりますが、時折感じるシナモンやクローブのようなスパイシーさがいい塩梅で感じられ、抜群のアクセントになっています。余韻は長めで、甘いカフェオレのような香ばしい甘さがしばらく口から鼻孔へと漂います。

「スキャパエディション」と比較しながら、それぞれのモルトの違いを感じてみるのも面白いと思いますよ。

 

ミルトンダフ蒸溜所

1824年創業の「ミルトンダフ蒸溜所」は、スペイサイド地方、マレイ州の中心地エルギンから5キロ南西に下ったところに位置します。ミルトンダフ蒸溜所の建物はもともと近くのプラスガーデン修道院が経営する食品工場であったため、「ミルトン(「工場がある所」の意)」という名前でしたが、ファイフ伯ダフ一族が所有するようになってからは「ミルトンダフ」と呼ばれるようになりました。

仕込み水は、近くを流れる、ウィスキー造りに適した良質の流れ「ブラック・バーン(黒い小川)」。この「ブラック・バーン」の水の良さは折り紙つきで、近くのプラスガーデン修道院がこの水で作っていたエール(ビールの種類)は、長い間「スコットランドで1番おいしいエール」と言われ続けたといわれています。
1964年から1981年にかけて2基のローモンド・スティルを導入して「モストウィー」というセカンドブランドのシングルモルトをリリースするなど設備投資も積極的に行い、1974年から1年がかりで蒸留所をほぼ建て替える大改修を施しています。1981年のモストウィーの終売により、ローモンド・スティルを撤去(一つはスキャパ蒸溜所に移設)し、現在は4基のストレートヘッド型で蒸溜しています。造られるモルトは、香り、味、フィニシュともにクリーンでスムースです。

ローモンド・スティル

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