シガーの楽しみ方 その④
2011/08/18
4回目となりました「シガーの楽しみ方」。今回は「味わい方」です。
シガーの紫煙は、イマジネーションやリラクゼーションを誘い、広がる香りはアロマテラピーのような心地よさをもたらします。
シガーが誘う幻想の世界に身を委ねる忘我の瞬間は、まさに至福のひとときです。
シガーを味わうのに何も特別な方法があるわけではありません。
まずは、ヘッド部分に口を付けて煙を含みます。煙は吐き出すというよりも口を開ければ立ち上がっていきます。注意するのは、決して肺に吸い込まないこと。ストローでジュースを飲むときのように、頬で吸い込んでください。これで、シガーの煙に含まれるニコチンを口の粘膜から吸収する口腔喫煙の出来上がりです。シガーの煙はたばこの煙に比べて重く濃いのが特徴です。そのため、風がなければ喫煙者のまわりにたたずむように浮かんでいます。だからあまり強くはき出さずに口を開けて立ち上がらせ、自分のそばで燻らせて楽しんでください。
あとは難しいことは考えず、とにかくリラックスするだけです。あまり度々吸い込むと煙の温度が高くなり辛く感じるので、吸う間隔は1分間に一度くらいがちょうど良いでしょうか。すると次第に気持ちが落ち着き、だんだんとシガーの世界に浸っていきます。音楽や読書を楽しみながら、あるいは会話を楽しみながら吸ってみてくださいね。
次回は「持ち方」と「灰の落とし方、消し方」です。
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