今年6月に発売された、「響 ディープ・ハーモニー」に続き、「響17年」をベースに新たなハーモニーを追及した第2弾が、11月5日、4,000本限定で発売されました。
「響 MELLOW　HARMONY（メロウ・ハーモニー）」です。

前回同様「響17年」をベースに、30年を超える希少な超長期熟成の「山崎モルト原酒」と「知多グレーン原酒」などをブレンドし、なめらかな口当りと穏やかな蜜を想わせる芳醇で熟した味わいを、見事なまでに調和させたブレンデッド・ウィスキーです。

色は、少し赤みがかった黄金色です。香りは、全体的に軽やかでフローラルですが、時間をおくと、メイプルシロップのような甘い香も感じられます。口に含むと、すべるように滑らかな口当たりで、花の蜜のようなさらっとした甘さがあります。余韻は長めで爽やかな甘さとダージリン・ティーのような香ばしさが心地よく続きます。

日本の伝統色「利休白茶（りきゅうしらちゃ）」に染め上げられた和紙と、「透かし」と呼ばれる伝統的な手法で漉（す）き上げられた越前和紙を重ね、凛とした水面の波紋や石庭を想わせる同心円文様を浮かべたラベルは、繊細な「ハーモニー」を奏でているかのようです。

芳醇に熟した「MELLOW（メロウ）」な「響」と、濃厚で深みのある「 DEEP（ディープ）」な「響」、比べてみても面白いと思います。