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昔の名前は『ノックデュー』(Knockdhu)

昔の名前は『ノックデュー』(Knockdhu)

2011/04/21

昔の彼女に街角でバッタリ再会、あるいは久しぶりの同窓会で昔好きだった女の子に再会、雰囲気や魅力はその当時のまま、淡く儚い想い出が一瞬でよみがえる。唯一変わったのは・・・そう、名前だけ・・・
なんて 故 村下孝蔵 さん の歌に出てきそうな体験をしたことはありませんか?
そんなモルトウィスキーがあるんです。

Knockdhu(ノックデュー)蒸留所は、創業1894年、スペイサイドと東ハイランドとの堺にあるため、スペイサイドとして分類されることもある蒸留所です。「Knockdhu(ノックデュー)」とは、ゲール語で「黒い丘」を意味します。すぐそばにKnock Hill(ノックヒル)という丘があり、そこには非常に良質の湧き水がいくつもあるそうです。造られるシングルモルトは、非常にパワフルかつリッチ、クリーミィでありながらフルーティーな味わいで、バランスもよく、世界中のモルト愛好者を、魅了し続けています。

しかし、不況と戦時中の大麦供給の制限により、2度も閉鎖を余儀なくされ、さらに1982年には、世界中でウィスキーの需要が減少したため、再び閉鎖されてしまいます。
1988年 Inver House Distillers(インバーハウス・ディスティラリー)に買収され、1989年に生産が再開されます。仕込み水は前出のノックヒルの湧き水を使用し、ボール型の2基のポットスチルで蒸留するというノックデューの伝統的な生産手法はほとんど変化せず、唯一変わったものといえば、ウィスキーそのものの名前です。同じような名前のシングルモルト、Knockando(ノッカンドゥ)やCardhu(カーデュ)との混同を避けるため、1993年から、ゲール語で「小さな丘」という意味の「anCnoc(アンノック)」に変更されることになったのです。

Knockdhu(ノックデュー)21y(左)は、非常に爽快で、ハーブのような麦芽香があります。味わいは若干スパイシーで、甘さをあまり感じず、すっきりとしていますが、フィニッシュは長く続きます。

anCnoc(アンノック)12y(右)は、レモンのような柑橘系と蜂蜜のようなやわらかな香りが混在しています。若干の刺激を舌に感じますが、全体的にまろやかで、のど越しはシャープな印象です。

昔の名前のノックデュー、今の名前のアンノック、どちらがお好みですか?

Knockdhu(ノックデュー) 21y ¥1,500
anCnoc(アンノック)12y ¥700

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