お酒にまつわるエトセトラ ＃9～バーンズ・ナイト～

バーンズ・ナイト

スコットランドではロバート・バーンズ（Robert Burns：1759年1月25日～1796年7月21日）の誕生日である1月25日を「バーンズ・ナイト」と称し、ロバート・バーンズの誕生を祝うイベントが行われます。

バーンズ・ナイトでは、スコットランドの伝統料理ハギス（羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でた料理）が、スコットランドの民族楽器のバグパイプの音楽に合わせて運ばれてきて、バーンズの『ハギスに捧げる詩』（Address to a Haggis）を暗唱し、ハギスにナイフを入れるという儀式が行なわれます。
その後、ウィスキーを飲みながらハギス食べ、バーンズの詩やバーンズにちなんだ話、さらにバーンズの詩による歌謡や音楽が披露され、最後に参加者全員で手をつなぎ、Auld Lang Syne（日本でもなじみの深い『蛍の光』）を歌って終宴となります。

当店では、特別な催しものはいたしませんが、この日はカクテル通やバーボン党の方も、スコッチ・ウィスキーを楽しまれてみてはいかがですか？