OCTOMORE 4.2　COMUS（オクトモア4.2 コーマス）

次々と魅力的な商品を送り出している、モルトウィスキー界の秋元 康といわれている（誰も言ってない？）ジム・マキュワン氏が、またまた驚くべき商品をリリースいたしました！
OCTOMORE 4.2　COMUS（オクトモア4.2 コーマス）です。

本来は4月下旬の発売でしたが、夏を迎えるこの時期にピッタリな味わいだったので、７月を待ってのご紹介にいたしました。

「COMUS（コーマス）」とは、ギリシャ神話の酒宴・歓楽の神で、酒神バッカスの息子の名前だそうです。ボトルに神々しさを感じますね。
この「オクトモア4.2 コーマス」は、昨年リリースされた「オクトモア4_167」同様、フェノール値167ppmのヘビーピート麦芽を使用しており、世界で最もピーティなシングルモルトウィスキーの座はそのままに、バーボン樽での熟成の後、貴腐ワインで有名なシャトー・ディケムの樽で追加の熟成を行っています。

今までの「オクトモア」シリーズは、外箱もボトルも全て洗練された「黒」でしたが、今回は白い外箱に半透明のすりガラスの瓶になり、よりモダンさを増した印象です。
色は、蜂蜜のような金色です。香りは、61％という度数の高さくるアルコール臭が鼻腔を強烈に刺激するものの、アイラ独特のヨード感は無く、燻した麦の香りとハーブのような爽やかな青さのほうが強く感じられます。口に含むと、さすがに暴れまわる感じがありますが、その後は、グアバ、パッションフルーツのような南国フルーツ系の爽やかな甘さからシロップ漬けの洋ナシのような上品な甘さへと変化し、最後の戻り香にアイラの潮っぽさを感じられます。余韻も長めで、最後までシャトー・ディケムらしいフルーティさを失いません。貴腐ワイン由来の優雅な甘さと「世界一ピーティ」な荒々しさのマリアージュは、まさに「美女と野獣」あるいは「板野友美とライオン」のようです。

￥1,200