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Tokyo International Bar Show(Tokyoインターナショナル・バー・ショー)

Tokyo International Bar Show(Tokyoインターナショナル・バー・ショー)

2012/05/14

去る5月5日・6日の二日間、六本木の東京ミッドタウンにおきまして、Tokyo International Bar Showが開催されました。
今回は、昨年まで11回開催されていたWhisky Live! 東京がグレードアップし、装いも新たに、ウィスキーの愛好家のみならず、Bar好き全ての方を対象にした催し物になりました。(一応、サブタイトル的に「Whisky Live! 東京 2012」と付いています。)

会場は、ウィスキー・ライブ ゾーンとスピリッツ&カクテル ゾーンに分かれていました。

ウィスキー・ライブ ゾーンでは、色々なメーカーさん、インポーターさん、ボトラーさんがブースを出展されおり、それぞれで多くの銘柄が試飲でき、大勢のお客さん(酔っ払い?)で大変賑わっておりました。

そんな中、私の目当てはこれです!!

昨年、当店の松岡君が飲み損ねた「WHITE BOWMORE(ホワイト・ボウモア)」です。昨年は「ブラック・ボウモア」も試飲できたのですが、今年は「ホワイト・ボウモア」だけでした。残念!

バーボン樽の42年熟成ですが、シェリー樽熟成のように濃い茶褐色です。香りはアイラ独特のヨード臭は全くと言っていいほど感じられず、バーボン樽独特のバニラ香が豊かに広がります。味わいは、アプリコットのようなフルーティな甘さが口全体に広がり、とてもウィスキーを飲んでいるような感覚ではありません。徐々にナッティーな香ばしい甘さも顔を出してきますが、最後までアプリコットのようなフルーティさは消えることはありませんでした。余韻も長めで、最後まで堪能することができました。

「キルホーマン」のインポーターである、ウィスク・イーさんのブースでみつけました。
これがおいしかったですよ。
GLENDORONACH “PARLLAMENT”グレンドロナック21年「パーラメント」

タバコの銘柄のような名前だったので、あまり期待していなかったのですが、オロロソシェリー樽とペドロヒメネスシェリー樽のバッティングで、オロロソシェリー樽由来のコクのある香ばしい甘苦さと、ペドロヒメネスシェリー樽由来の爽やかな果実実のある甘さが絶妙でした。

スピリッツ&カクテル ゾーンでは、スピリッツやカクテルに関するブースが出展されており、中央のステージでは、ゲストバーテンダーがオリジナルカクテルについてのデモンストレーションをしていました。

 

自力では飲むことができないモルトを試飲できたり、滅多にお目にかかれない方(誰と会ったかは当店で…)とお話することができたりと、とても収穫が多かった「Tokyoインターナショナル・バー・ショー」。
来年は規模を縮小するという噂も聞こえてきますが、是非このまま続けてほしいと思います。

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