ゲール語で「鹿の谷」を意味するグレンフィディック（Glenfiddich）。蒸留所は、ネス湖に程近いダフタウンの郊外に位置します。清涼な湧水、豊かな大麦、高品質なピート、気候など、あらゆる面でウィスキー作りの理想郷ともいえるこの地で、開拓者精神あふれるウイリアム・グラントが蒸留所建設を開始したのは1866年でした。しかし資金難から、建設に21年もの歳月を要し、建物は家族総出の手づくりで、蒸留器などの設備も中古のものを使用しました。そして待望のモルトウィスキー最初の一滴が生まれ出たのは1877年、奇しくも12月25日、クリスマスの朝だったといいます。

以来1世紀以上、創業当時と同じ場所で、同じ原料を使い、そして同じ製法を守り、優れたモルトウィスキーをつくり続けています。また、1963年には、ブレンデッド用としてではなく、世界で初めてシングルモルトとしての発売をするなど、創業者の開拓者精神も忘れてはおらず、今や世界一出荷数の多いモルトウィスキーにまで成長しています。

グレンフィディック12年（Gienfiddich 12y）：￥800
グレンフィディック18年（Gienfiddich 18y）：￥1,000
グレンフィディック21年 ウェッジウッド（Gienfiddich 21y WEDGWOOD）：￥2,000